第15回 DoGA CGA コンテスト感想一気書き

リクエストがありましたが、正直評論家みたいなことはしたくないのですよ。でも、こういう無責任な感想でも、どんな作品なんだろーと思われたら、それはCGAに対する貢献カモと思い、ちょっとやってみましゅ。
「入選」
ねころん:ねこじるみたいな目つきの悪い猫のおかげで、ずいぶんと救われている。結構好き。
Pleasure of Grafix:以前のコンテストでいい絵を出してきた人なので、こういうなんかイメージ優先なミュージッククリップもどきは、手抜きに感じる。
BOOMERANG:使徒みたいなキャラはいいんだけど、話がわかりにくすぎ。
きくらげ:エッチにすればいいってもんじゃないと思う。なんかちょっと「老舗」になってしまった感じ。ていうか、今回の受賞者は過去の受賞者が多くてねえ。
じいさんの壺:いかにも3Dらしいネタで好き。
HEART:話は他愛なすぎ。モデルも、ちょっと全方位から見るのには耐えない。でも、オタ心爆発で、こういうのはアリだと思う。
Biotrick:一発ネタ。少し説明が足りないのが残念だけど、好き。
Verdure:絵はきれいだけど、わけがわからん。
超無敵メカピーポくん:ただ、動いているカットを描きたかっただけかと。オチは他愛ない。
The Puppy Who Loved Me:なんかネタが大阪人ぽくて、この外国人何者?
「初心者部門賞」
ある夏の日:一発ネタ。素人まるだしの声がいい味出してる。ぐー。
「佳作」
GO TO THE EARTH:長すぎ。モブシーンとか頑張っているんだけど。ていうか、DoGAの入選って、入選作品集(ビデオ)に収まる数っていうのが区切りになっているわけで、長編作品には、長さに比例したクオリティを求めていくべき。
ひげ蛙と子兎忍者:動きとテンポは軽妙だけど、オチがいまいち。あと、短い。
風雲猫忍録:殺陣のキめかたが、よい。モデルは荒すぎ。でも面白かったよ。
Little Numba:いかにも実験アニメのような、まあ、きれいだけど大して面白くない。
しももも:「日常を切り取った」っていうのとは違うと思う。すまん、好みではない。たぶん一般的にはいい作品。
美術賞
抜殻旅行記:絵はきれいだけど、話がようわからん。最近のDoGAではかならず受賞作に入ってくる、アート系か。
「エンターテイメント賞」
デカデカ:笑わせようとしてるんだろうけど、面白くない。戦いのモーションはいい。
「作品賞」
水のコトバ:言いたいことはわかる。なんかでも、作品全体の印象はぼやけている感じ。でも、上映のトリを飾るにふさわしいレベルだとは思う。

今回のDoGAは、すまん、無礼を承知で言わせてもらうと、なんかイマイチだった。でも、作品を作ってこそじゃよと思い続けている私としては、嫉妬もあると思う。やはり、モノを作った人が偉いんですよ。

うーん、書かなきゃよかったか?