入力へのこだわり

ええと、m_komiyaさんとこのはてなダイアリーで少し話題に上っていたので、書いてみたり。

近年のパソコン添付キーボードの品質ときたら、そりゃひどいモンです。パソコンをまともに使おうと思ったら、人間←パソコンのインターフェイスであるモニタと人間→パソコンのインターフェイスであるキーボードは、やはり本物を使うべきです。モニタの方は、わたくし、iMacのCRTとCintiqなんで、あまり偉そうなことは言えませんが。

で、キーボードですが、私が今のところもっとも気に入っているのはこれ。
http://www.kinesis-ergo.com/contoured.htm
そもそも、指を閉じて開いてする動作を考えると、普通のキーボードの、キートップが交互に配置してある構造は、まったく手になじまないと考えます。
その点、このキーボードは、キートップが格子状になっており、大変素直です。もちろん、お椀状になっているとこもポイント。このキーボードだと、パームレストに手を置いたままで、打鍵が可能です。

あとは、入力方法。ローマ字入力は、両手の負荷が一定ではなく、かな入力はキーボードの広い範囲を使って入力しなければなりません。で、これ。
http://www.asahi-net.or.jp/~QX5S-MSMR/renkin/gcode/
もともとは、キーストロークの組み合わせで、漢字を直接入力しようというものです。T-CodeやTUT-Codeが有名です。
ただ私は、漢字を直接入力している訳ではなく、ひらがなやカタカナを入力して、変換する使い方をしています。で、何がいいかというと、キーボードの真ん中二列だけでかなが入力できることと、かな入力では両手を交互に使えるという点です。例えば、「やってられるか」は、「heiwlshwlwkwhf」となります。ね、交互に打鍵しているでしょ? 実際、入力速度はローマ字と比べてそこそこ速い程度ですが、疲れ方が全然違います。
(ついでに言うと、このバインドにしておくと、他の人が自分のパソコンを使えなくなります(笑))