効率が10倍アップする新・知的生産術 −自分をグーグル化する方法− 読んだ

いろんなブログで紹介されていたので。基本的にいいことが書いてあると思う。そうゆうのは書評サイトに詳しいので、ちょっと引っかかったことを書くと、

  • 「知的財産の価値を尊重しているため、印税の入らない中古を買うことは、著者に対して失礼」と書いてある一方で、必要なくなったら『ブックオフ』に売ればいい、と書いてある。その本を買う人がいるわけですよ?
  • MECEで無駄な重複を避けろとあるのに、本の内容に重複しているところが多々ある。
  • 高い本やハードカバーに価値があると言いつつ、この本は1,500円のソフトカバー。
  • 縦書きの本なのに、「玉石混淆、たいがいの場合は右です。」なんて書いてある。横書きで原稿書いたのね…。

まあ、著者自身、本は鵜呑みにせず、対話しているつもりで。と、書いているので、この本ともそうつきあうのが正解でしょう。

ちなみに私はこの本図書館で借りた。図書館って、みんなが利用しまくると、出版業界を脅かす存在になりかねないのに、公金を使って運用されてるのが不思議な感じ。
私は気になるラノベとかも図書館で借りて、読み返したくなったら初めて購入することが多い。あと、一般書なんかは寄付できるらしいんで、読み終わった本は寄付しちゃって、自分の書庫代わりに使うのもありかも(予約が入っていると引き出しにくいけど)。